トラック運転手の仕事内容は?現役ドライバーが具体例で解説!

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本記事は、トラック運転手(ドライバー)の仕事内容についてまとめた内容です。

トラック運転手

本記事の対象者として
  • トラックドライバーに転職を考えている方
  • トラックドライバーの1日の流れを知りたい方
  • トラックドライバーの仕事例を知りたい方
  • トラックドライバーの仕事の中で長く続けられそうな仕事の特徴を知りたい方

本記事で説明している仕事内容は、現役4tトラックドライバーである私が実際に行っている仕事内容です。

もちろんトラックドライバーの仕事内容を全て網羅出来る訳ではありませんが、こういう仕事もあるとう事は分かります。

トラックドライバーの仕事内容を具体的に知りたい方は参考にして下さい。

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トラックドライバーの仕事内容と1日の流れ

トラックドライバーの仕事内容は基本的に荷物を積み込んで届ける事ですが、仕事内容によってキツさ、拘束時間の長さ、運転距離の長さが全然違ってきます。

つまりトラックドライバーの仕事が自分に合うかどうかは、どの様な仕事を選ぶかが最も重要と言えるでしょう。

好みは本当に人に分かれます。

毎日決まったコースを好む人もいれば、回る件数が多くて短めの距離を好む人もいれば、回る件数が少なくて長めの距離を好む人もいます。

ちなみに私の好みは回る件数が少なくて長めの距離です。
※私の仕事内容は後述します

トラックドライバーの1日の流れはとてもシンプルで以下の様になります。

1日の仕事の流れ
  1. 出社
  2. 点呼、アルコールチェック
  3. 現場へ移動
  4. 積み込み
  5. 納品
  6. 会社に戻る
  7. 点呼、アルコールチェック
  8. 退社

補足として

  • 積み込み、納品が1日で複数回ある事もあり、2回戦、3回戦と表現
  • 前日に積み込んで、翌日に納品するパターンも有り
  • かご台車やパレットを回収して積み込んだ所に戻す事も有り

運送事業者は乗務の前後に点呼を行い、点呼ではドライバーの免許証の所持と有効期限をチェックする事とアルコールチェックが義務付けられています。

当然の事ながら免許証を持ってこなかったり、アルコールが検出された場合は仕事をさせてもらえません。

ちなみに私が働いている会社ではアルコールチェックで基準値を超えたアルコールが検出されると一発で解雇となります。

トラックドライバーに転職を考えているけどなるべく楽したいという方は下の記事をお読み下さい。
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仕事内容の具体例

ではこれから私が実際に行っている仕事内容を説明します。

仕事内容

所属している会社:中小企業の運送会社(地域の中では中規模)

トラックの種類 :箱車4tトラック(ウイング、パワーゲート付)

仕事内容

  • 某大手運送会社の受託業務
  • 某スーパーの配送業務

私の仕事は基本的に某大手運送会社の受託業務をメインで行い、この仕事が休みになった時(祝日、暇な時)は某スーパーの配送業務を行っています。
※私の会社では2つの現場を持つことは特殊で基本的には1人に1つの現場を任せられます

2つの現場を抱えているので会社の出社時間と退社時間が結構バラバラになりますが個人的には割と気に入っています。何故かと言うと飽きないからです。

では仕事内容を具体的に説明していきます。

トラックドライバーになる為の流れを知りたい方は下の記事をお読み下さい。

某大手運送会社の受託業務

私のメインとなる仕事は某大手運送会社の受託業務ですが、空いている仕事の穴埋め的なポジションなので仕事内容は本当に様々でほぼ日替わりで以下の業務を行っています。
※以下、某大手運送会社をA社と呼ばせて頂きます

A社の業務内容
  • 共配
  • オフィス家具の配送
  • 物置の配送
  • タイヤの集配
  • 移転の手伝い
  • その他諸々

では個々の業務内容について説明していきます。

余談として

余談ですが大手の運送会社は思っているよりも自社のトラックを抱えていません。なので外部の運送会社に結構仕事を振っています。

街中で大手運送会社のロゴが入ったトラックでもよく見ると直では無く関連会社のトラックだという事も少なくありません。

大手運送会社のトラックドライバーは割と狭き門だと思って下さい。

共配

共配とは共同配送の略で簡単に言うと、1つの倉庫に対してあらゆるメーカーの商品が置かれて配送の合理化を図った仕組みの事です。

共配にする事によって発荷主は運賃コストの削減に繋がり、着荷主は1台のトラックで複数メーカーの商品を一度で受け取れるというメリットがあります。

A社の共配は以下の様な感じです。

運ぶ物食品、調味料、飲料水等:常温
積み込む場所A社
積み込む手段パレット積み(A社のリフトマンが積み込んでくれる)
納品先同県内の問屋や物流センター
納品件数3~6件位
出社時間6:00
納品が終わる時間11:30~15:30位

フォークリフト

共配の一番厄介なのは、取引件数が多い事です。100件以上有り納品先によって納品の仕方がバラバラなので覚えるのが大変です。

受付をしなくて現場の人に声をかければよい所もあれば、受付をしなければならない所もあります。

受付の方法として紙に必要事項(会社名、車番、メーカー等)を記入したり、タブレットに入力する所もあります。

納品の仕方

降ろし方のパターンとして

  • 納品先のリフトマンが降ろす
  • 自分でフォークリフトで降ろす
  • バースにトラックを着けてハンドリフトで降ろす
  • 手で降ろして納品先のパレットや台車に載せ換える

荷物を降ろしてからのパターンとして

  • 納品先が検品だけして終わり
  • ドライバーが商品ごとに仕分け
  • シールを貼る

納品した後は基本的にパレットを回収します。

フォークリフトでパレットごと降ろした場合はわざわざ載せ換えずに、納品先に置いてある同種のパレットを同じ数だけ回収します。

基本的にはドライバーは荷物を運ぶだけですが、特に食品の場合は降ろしてから色々とやらされて(仕分け、シール貼り等)時間がかかる納品先もあります。
※待機時間が長かったり、ドライバーに色々な作業をさせる所は問題視されています

また午前中までに納品しなければいけない所もあるので回る順番を考えないと回りきれない場合もあります。

ただ1日に回る件数は同県内で3~6件位なので早い時は午前中で終わるという事も結構あるので仕事その物は割と楽です。

共配の意味について詳しく知りたい方は下の記事をお読み下さい。

オフィス家具の配送

オフィス家具の配送は、県外に行くことが多く前日に積み込む事が多いです。先に説明した共配が終わってから積み込む事がよくあります。

運ぶ物某有名メーカーのオフィス家具
積み込む場所A社
積み込む手段基本は手積み
場合によってはパレット積みも有り
A社の人が積み込みを手伝ってくれる
納品先企業、施設(学校、病院等)
納品件数1~6件位
出社時間バラバラ(4:00~10:00位)
納品が終わる時間11:30~16:00位

オフィス家具の納品は大体現場に設置担当の人が数人います。なので荷降ろしでドライバーが行う事は荷台の上で物を引っ張り出して設置担当の人に渡すだけなのでそれ程大変な仕事ではありません。

ただ梱包材(段ボールやビニール等)を回収する場合もあるので、荷物を降ろしてから待つ場合も結構ありますが、大体の場合は設置担当の人がドライバーを待たせない様に優先的に開封を行ってくれます。

オフィス家具の配送は納品件数が1日に1件だけという事も結構あります。

仮に数件あったとしても1件は先述した大口の仕事で、あとは数点だけの納品という感じでなのでオフィス家具の配送はそれ程大変ではありません。

また1人では出来ない様な仕事の場合はA社の社員が助手として付いてくれます。

物置の配送

物置の配送は、某有名メーカーの組み立て前の物置を運びます。

県外に行くことが多くほぼ前日に積み込みます。共配が終わってから積み込む事がよくあります。

運ぶ物某有名メーカーの物置
積み込む場所A社
積み込む手段手積み(A社の人がフォークリフトでトラックの高さまで上げてくれる)
納品先店舗(ホームセンター、資材屋等)、企業
納品件数1~6件位
出社時間バラバラ(4:00~7:00位)
納品が終わる時間11:30~17:00位

物置の配送がA社の仕事の中では一番大変です。

大変な理由
  • 1つの物置に対して部材が15~30点程ある
  • 他の種類の物置と混ざらない様に積まなければならない
  • 変形しやすいので積み込みや走行に神経を使う
  • 持ちづらくて結構重い部材もある

納品先によってはたまに荷降ろしを手伝ってくれる所もありますが、ほとんどの場合は一人で数十点ある部材を手降ろしします。運ぶ距離が長い場合は結構大変です。

納品件数が多いとかなり大変な仕事です。

預かりタイヤの集配

タイヤショップや自動車整備工場等ではお客様のタイヤを預かる所も結構あります。(夏タイヤ⇔冬タイヤ)

A社では店舗の預かりタイヤの集配と保管も行っています。

預かりタイヤの集配とは、店舗がお客様から預かったタイヤをA社まで運んだり、A社で預かっていたタイヤを店舗まで運ぶ仕事です。

運ぶ物預かりタイヤ
積み込む場所A社
積み込む手段手積み(A社の人がフォークリフトでトラックの高さまで上げてくれる)
納品先店舗(タイヤショップ、自動車整備工場)等
納品件数1~6件位
出社時間バラバラ(4:00~7:00位)
納品が終わる時間11:30~17:00位

A社内での積み降ろしはあまり大変ではありませんが、店舗だと結構歩く場合があるので大変です。

先述した物置の配送が県内の場合だと、よくタイヤの集配と一緒に行う場合があります。

移転の手伝い

A社は移転の仕事も行っていて、たまにですが移転の手伝いとしてトラックを使用する場合もあります。

例えば同じ敷地内に複数の建物がある場合に、建物から建物に物(机、機械等)を移動させる時にトラックに積んで運びます。

ドライバーが行う事は、運び出された物をトラックに積んで、トラックを移動して降ろすのを手伝う程度の仕事です。

はっきり言って待機時間の方が長い場合の方が多いので仕事としては結構楽です。

某スーパーの配送

A社の仕事が休みになった場合は、もう1つの仕事として某スーパーの配送を行っています。

担当エリアで50~60店舗位あるので結構色々な場所に行く事があります。

運ぶ物食品、調味料、飲料水等:常温
積み込み場所物流センター
積み込む手段かご台車
納品先某スーパーの店舗
納品件数1~4件位
出社時間5:00~6:00
納品が終わる時間11:30~15:30

かご台車がトラックに18台までしか積めないので1日に回る件数はせいぜい1~4件程度です。

納品方法はパワーゲートで降ろしてかご台車ごと納品する形です。

仕事その物はとてもシンプルですが、厄介な点としては飲み物や粉やこんにゃく等はかなり重くて、かご台車といえども地面に勾配があったり段差があるとなかなか動かない場合があるので女性には不向きな仕事だと言えます。

また店舗にある空になったかご台車も回収しなければいけないので台数が多いと場合によっては空台車を降ろしてからでないと商品を降ろせない場合があります。

かご台車

店舗数が多いので遠い店舗に当たった場合は往復で300~500km位走る事もあります。

大半は遠い店舗に当たる事が多いので個人的には毎日はやりたくない仕事です。たまにやる分には色々な所に行けるので気分転換になります。

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長く続けられそうなトラックドライバーの仕事内容は?

ここまで私が行っている仕事内容を説明しましたが、色々な仕事を行っているからこそ楽な仕事の特徴とキツい仕事の特徴がよく分かっているつもりです。

最後にトラックドライバーとして長く続けられそうな仕事の特徴をまとめます。

長く続けられそうなトラックドライバーの仕事内容の特徴は?

積み込み、納品時に時間がかからない
→パレットや台車を使用
→積み込みや荷降ろしの時に手伝ってくれる人がいる
→納品時に仕分けやシール貼り等が無い

納品件数があまり多くない
→1日で6件以下が理想

走行距離があまり長くない
→1日で200km以下が理想

拘束時間があまり長くない
→1日で10時間以内が理想

トラックドライバーの仕事を長く続けられるかどうかは、仕事内容選びにかかっていると言っても過言ではありません。

トラックドライバーの求人ではたくさんありますが、仕事内容をよく確認して長く続けられそうな仕事を選びましょう!

この記事を書いた人
とも

・現職:4tトラックドライバー
・コミュ症気味
・転職回数15回
・勤務先の会社が倒産した経験有り
・派遣切りされた経験有り
・個人事業主の経験有り

保有資格
・旧普通免許 中型:8tに限る
・フォークリフト運転技能講習修了証
・教員免許
・一級建築板金技能士
・損害保険登録鑑定人

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