本記事ではトラック運転手(ドライバー)に転職、あるいは就職しようとしている方に向けた内容です。
会社に応募する時にまず悩むのは、履歴書に書く志望動機や自己PR等でしょう。
本記事では現役トラックドライバーである私が体験談を含めながら、これからトラックドライバーになろうとしている方に向けてスムーズに採用される様に案内していきます。
これからトラックドライバーになろうとしている方は参考にして下さい。
履歴書の志望動機の書き方について
はっきり言って志望動機は、あまり深く考える必要はありません。
なぜかと言うと採用係の人は志望動機をあまり重視していないからです。一生懸命考えて書いた内容でも、いざ面接になると一言も触れられずに終わってしまう事もあり得ます。
とは言っても何も書かない訳にはいかないので書いた方が良いとされる内容を紹介します。
上記の様な内容が含まれていれば志望動機として十分です。
これから未経験者と経験者に分けて志望動機の例文を紹介します。
未経験者:志望動機の例文
少年の頃からトラックには興味があって、いずれはトラックを運転したいと思ってた中、街中でよく見かける御社のトラックは個人的に好きなデザインなので運転してみたいと思い志望しました。
日々流れるニュースでトラックドライバーが不足しているとの事により、今後の物流を支えていきたいと思い志望しました。
経験者:志望動機の例文
前職では○○のトラックドライバーでしたが、キャリアアップとして御社が行っている○○の仕事をしたいと思い志望しました。
前職では引越しドライバーを行っていましたが、今度は1人で仕事を組み立ててみたいと思い御社に志望しました。
履歴書で自己PRに書く内容と運送会社が採用したいと思う人の特徴
履歴書には志望動機以外にも、自己PR(アピールポイント)や趣味等を書く欄があります。
これらの書いた方が良い内容を紹介します。どうせ書くなら運送会社が求める人材である事を伝えた方がより効果的です。
運送会社がトラックドライバーとして採用したい人の特徴は以下の通りです。
上記の内容を踏まえてアピールポイントとして有効な内容は以下の通りです。
ちなみに私の場合は、アピールポイントとして「ゴールド免許を維持中の為、軽微な違反ですぐに免停になる事はありません。」と書きました。
ゴールド免許は、トラックドライバーになるにあたってかなりのプラスポイントになるので、ゴールド免許の方は必ずアピールしましょう。
運送会社が面接で重視するポイントは?
トラックドライバーを採用するにあたって会社側は特に以下の3点はかなり気にします。
個々について詳しく説明していきます。
違反歴
トラックドライバーにとっては運転免許証は何よりも大事な物です。
ちょっとした違反ですぐに免停や免許取り消しとなると、会社側も採用した意味がありません。なので過去1年間の間に事故歴、違反歴があるかどうかは必ず聞かれると思って下さい。
注意点として、絶対に嘘をついてはいけません。なぜかと言うと会社によっては事故歴、違反歴を調べる所があるからです。実際に私の会社では採用の判断として調べられました。(余談ですが、採用後も1年に1回調べられます)
過去1年間の間に違反歴があるかどうかが重要なポイントですが、もし覚えていなければ正直に「覚えていません」と言いましょう。
もし嘘がバレたら、それだけで不採用となる場合もあるので要注意です。
お酒を飲むかどうか
お酒を飲むかどうかも必ず聞かれると思って下さい。
飲まない人は問題無いと思いますが、飲む人の場合はどの位の頻度で、どの位の量を飲むか等、かなり細かく聞かれる場合があります。
運送会社は、必ず出社時と退社時にアルコールチェックしますが、アルコールチェックで基準値を超えた場合は即解雇となる会社もあります。
余談ですが、私の会社はアルコールチェックで基準値を超えた場合は即解雇となり、全社員には即通達されます。
実際に私の会社では、過去に数人が立て続けに基準値を超えた為、一時期は「お酒を飲む」と答えた人は全く採用しない時もあったそうです。
話を戻しますが、運送会社は特にお酒を飲む人には慎重になります。
では飲む人の場合はどの様に答えたら良いのか紹介します。
この様に答えれば会社側も安心するでしょう。
ただし、お酒を飲む人は採用しないという会社もあり得るという事は承知しておいて下さい。
人間性
トラックドライバーは人とあまり関わらない仕事なので、特別にコミュニケーションスキルが必要ではありませんが、やはり人間性は大事です。
運送会社が採用したくない人間性は以下の様なタイプの人です。
やはり荷主とは顔を合わせるので、荷主に嫌われそうなタイプの人は採用するのに慎重になります。とは言っても人当たりが良くて、あいさつが出来る程度で十分です。
特に、これから採用する人に任せようとしている現場(仕事)の荷主が厳しい所の場合は、面接時では人間性をかなり見られます。
面接で聞いた方がよい事
最後になりますが、面接時に聞いておいた方がよい内容をまとめます。
求人の内容と実際に入社した時の待遇が違っている事は、運送会社だけに限った話ではありませんがよくある事です。出来ればより良い条件の会社に入社したい筈です。
おそらく複数社受ける方が多いと思うので、下記の内容をこちらから質問して比較しながら選ぶ事をおすすめします。
運送会社によって待遇面はかなり差があるので、良いと思った会社を選びましょう!
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