トラック運転手(ドライバー)の仕事は不人気な職種でもありますが、トラックドライバーの中には「天職」だとキッパリ言い切る人は決して少なくありません。
実を言うと私自身もトラックドライバーに転職してすぐに天職だと感じる様になりました。
なぜ天職だとキッパリ言い切れるのかと言うと「明日仕事に行きたくない」と思った事が一度も無いからです。
もちろん「明日の仕事はかったるそうだな」「少し疲れているから休みたいな」等と思う事はあります。しかしながら精神的に重くのしかかる様な「会社そのものに行きたくない」と思った事は本当に一度もありません。
こんなに精神的に楽な仕事ならもっと早くからやっておけば良かったと思う程です。
もちろんトラックドライバーの仕事は合う人と合わない人もいますが、本記事ではトラックドライバーになってから天職になる人の特徴を私の体験談を基にして紹介していきます。
トラックドライバーの仕事に就こうかどうか考えている方は参考にして下さい。
人間関係で嫌な思いをした事がある人は天職になる可能性大
私の経験則から言うと「明日仕事に行きたくない」と思うのは、ほぼ会社の人間関係が原因ではないでしょうか?
上記の内容が当てはまる方ならトラックドライバーになってから天職になる可能性がかなり高いです。
と言うのも私の体験談でもあるからです。
前職では建築業でしたが上記の内容が当てはまっていて、毎日嫌な思いばかりしていて常に「明日仕事に行きたくない」と思っていました。
なぜ私がトラックドライバーに転職を考えたのかと言うと、ある日コンビニの駐車場でトラックドライバーを見かけた時に「トラックドライバーは1人で気楽そうだな」と羨ましく思ったからです。
実際にトラックドライバーになってからは天職に巡りあえて良かったと思っています。
話を戻しますが、トラックドライバーになれば同会社内の人と会う時間が極端に少ない為、会社内での人間関係のストレスがほぼ無いので「会社そのものに行きたくない」と思う事は他の職種よりも少ないでしょう。
特に前職で長時間、同会社内の人と接していなければならなかった環境で人間関係に対して苦痛に感じていた方ならトラックドライバーになってから天職だと感じる可能性はかなり高くなります。
トラックドライバーが天職になる人の性格
ただし、トラックドライバーにももちろん適正があります。トラックドライバーの仕事が天職だと感じるなら、技術的な面よりも性格的な面の方が重要です。
トラックドライバーになってから天職になる可能性が高い人の性格は主に以下の3つです。
個々について解説していきます。
仕事に対して指図されるのを嫌う人
自分が行っている仕事に対して「ああでもない、こうでもない」と他の人から指図される事を嫌う人はトラックドライバーの仕事は天職だと感じるでしょう。
トラックドライバーになれば、荷物を積み込む順番、配送する順番や道選び、トラックの運転スピード等をほぼ自分一人で決められます。
つまり自己責任で仕事を行えるという事です。組織内で仕事を行うと自分には合わないやり方、納得がいかないやり方で仕事をやらされる事も決して少なくない筈です。
また自分にとってしっくりくる様なやり方を試行錯誤している時に口を出されると、さぞストレスを感じるでしょう。
トラックドライバーの仕事はほぼ1人で行うので組織内での仕事にありがちな仕事のやり方に対して口を出される事はほぼありません。
人と群れるのを嫌う人
組織内の仕事では休み時間等、人と群れなければならない状態がよくあります。
中には本当は1人でいたいのに、付き合いの悪い人間と思われるのを避ける為に嫌々人と群れている人もいるでしょう。
トラックドライバーになれば、ほぼ1人なので人と群れる事はあまりありません。
そもそもトラックドライバーになる様な人は「人とあまり関わりたくないから」という理由で始める人も多いので組織的な会社の様に人と群れるという文化があまりない会社もあります。
ちなみに私の会社では自分の仕事が終わったら点呼だけ済ませて、人と会っても軽く挨拶するだけでさっさと帰る人も多いです。
運転を苦に思わない人
トラックドライバーの仕事は、他の仕事と比べると労働時間(拘束時間)が長い傾向があります。
ここ重要なのが、運転している時間を労働時間と感じるかどうかです。運転を苦に思わない人が天職になる可能性があります。
トラックドライバーの仕事が天職だと感じている人は、運転している時間を労働時間だという感覚がありません。
しかも運転している時間はあまり長く感じません。
トラックドライバーの仕事の種類は色々とありますが特に運転を苦に思わない人の場合は、運転時間が長く、荷役作業(荷物の積み降ろし)時間が短い仕事なら天職となるでしょう。
最初の3ヵ月を乗り越えよう!
最後になりますが、トラックドライバーの仕事を未経験から始めた場合、自分に合うか合わないかは大体最初の3ヵ月で分かります。
辞める人の場合はほぼ3ヵ月以内です。
逆に上記の関門を乗り越えて、3ヵ月以上続く様な人の場合はトラックドライバーの適性があると言ってもよいでしょう。
トラックドライバーの仕事が天職となるか否かは最初の3ヵ月にかかっていると言っても過言ではありません!
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