本記事はトラック(運転手)ドライバーの求人に悩む企業に向けた内容です。
「採用してもすぐ辞める」「求人募集してもなかなか応募が来ない」等と悩んでいる企業は多いでしょう。
実際に売り手市場になっているので、トラックドライバーになろうとしている人達からの視点だとたくさんの選択肢から選べる訳です。
入った会社に気に入らない点があれば他の会社に転職しますし、求人の内容に魅力を感じなければ他の会社に応募するだけです。
つまり他社に勝たなければドライバーを抱える事が出来ません。
本記事では現役トラックドライバーである私がドライバーの視点で辞めたくなる会社や求人内容に魅力を感じない会社の特徴等を述べます。
- ドライバーを採用してもすぐ辞める原因と対策
- 求人内容の注意点
- 応募数を増やす為のおすすめサイト
トラックドライバーの人手不足に悩んでいる企業の方は参考にして下さい。
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トラックドライバーを採用してもすぐ辞める原因と対策について
トラックドライバーとして採用してもすぐ辞めてしまう様であれば必ず原因があります。長続きさせる為には原因を洗い出して改善していく必要があります。
- 指導する人(横乗りをさせる人)に問題がある
- 新人にとってきつい仕事をさせている
- パワハラ、いじめがある
すぐ辞めてしまう原因は色々とありますが、特に多いのは上記の3つが考えられます。
個々について詳しく説明していきます。
指導する人に問題がある
採用してから横乗り期間中にすぐ辞めてしまう様であれば間違いなく指導する人(横乗りをさせる人)に問題があります。
新人にとっては横乗り期間中が最も大事な時期で、新人を生かすも殺すも横乗りをさせる人にかかっていると言っても過言ではありません。
横乗りさせる人に以下の様な特徴があれば新人は辞めてしまいたくなるでしょう。
- 運転している時に運転以外の事も色々と教えようとする
- 傲慢な態度をとる
- 出来ない事に対して小馬鹿にする
- 自分の会社の悪口を言う
はっきり言って仕事が出来る人であっても指導が上手とは限りません。
ベテランである程新人の気持ちが分からない傾向があるので横乗りをさせる人はむしろベテランよりも仕事を覚え始めた少し若い人の方が向いています。
何故かと言うと新人の気持ちがよく分かる上に、若い人であればあまり傲慢な態度は取らないですし、もし相手(新人)が年上なら敬意を払う傾向があるからです。
また指導を受ける側もベテランよりも少し若い人の方が気楽に聞けるので仕事を覚えやすくなります。
新人にとってきつい仕事をさせている
横乗りはクリアして独り立ちさせた後にすぐ辞めてしまう場合は新人にとってきつい仕事をさせてしまっている可能性があります。
はっきり言って新人も馬鹿ではありません。少し仕事に慣れてくると自分が行っている仕事が同会社内の仕事の中で、きつい部類なのか楽な部類なのかは分かってきます。
もし自分が行っている仕事が、過去の新人がやってみんな辞めた仕事である事を知ったら高確率で辞めてしまうでしょう。
新人だからといってきつい仕事を振られる事は新人にとって一番嫌な思いをします。
新人には最初はある程度楽な仕事から始めさせた方が無難です。
パワハラ、いじめがある
どの職種でも人が会社を辞める一番の原因は人間関係です。
トラックドライバーになろうとしている人は「人間関係があまりなくて気楽そう」というイメージで転職を考えている方は決して少なくありません。実際に私もその中の内の1人です。
にも関わらず会社内の煩わしい人間関係があればもちろん辞めてしまいます。
既に社風として染みついているパワハラやいじめを無くす事は決して簡単ではありませんが、改善しなければせっかく採用してもどんどん辞めていくでしょう。
ちなみに私が働いている会社では煩わしい人間関係があまりありません。参考までに私が働いている会社の特徴を挙げます。
- 取引先が多く社員1人1人の現場がバラバラなのでそもそも社員同士があまり顔を合わせない
- 自分の現場が終わったら点呼だけすませてすぐに帰ってよいルール
- 同社内の人と会っても軽く挨拶だけする様な社風
イメージとしては派遣会社の様な感じです。
個人個人が違う職場(現場)で仕事をしているので(同じ現場に複数人いる事もありますが)そもそも社員同士があまり顔を合わせない環境になっているので社員同士が干渉しあわない様な社風になっています。
人間関係のトラブルを少なくする為には社員1人1人があまり顔を合わせない様な環境づくりも重要です。
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求人内容の注意点
会社に応募する側の立場からすると求人に記載している内容はかなり重要です。
もし応募数そのものが少ない場合は求人内容が悪いからかもしれません。
給与、労働時間、仕事内容はもちろん重要ですが、これら以外にも注意点があるので挙げていきます。
横乗り期間について
横乗り期間中の給与は満額出さないという会社は多いでしょう。
金額を提示するのはもちろん大事ですが、横乗り期間がどれ位あるのか提示する事も重要です。
また横乗り期間が2ヵ月以上ある様な会社は満額もらえる様になるまでかなりかかるので応募する側の立場からすると避ける傾向があります。
横乗り期間は2週間から長くても1ヵ月までが良いでしょう。
横乗り期間中に社会保険が付くかどうかも気になる点です。
応募する側の立場からすると満額の給与が出ない横乗り期間中は社会保険が付かないと思い込んでしまう傾向があります。
なので横乗り期間中にも社会保険が付く会社であれば社会保険が付く事を伝えた方が応募が増える可能性があります。
「アットホームな会社」等の社員同士が仲良いアピールはNG
よく「アットホームな会社」等と社員同士が仲が良いアピールをしている会社を見かけますが、はっきり言ってマイナスにしかなりません。
トラックドライバーに転職を考えている様な人達は煩わしい人間関係を避けたいというのが本音です。
「アットホームな会社」等と謳ってしまうと人間関係が面倒臭そうというイメージになるので応募を避ける人も多いでしょう。
もし載せるなら「1人で気楽に仕事出来ます」の様な表現の方がプラスに働きます。
またバーベキュー、ボウリング大会等の社内イベントがある事を載せる会社もありますが、社内イベントもアットホームな会社と同様にマイナスになります。
社内イベントがある事を求人に載せると強制参加というイメージになる為、面倒臭そうと思った人はまず応募しません。
社内イベントがあるとしても強制参加させるのは時代遅れなので任意参加にする方がよいでしょう。
応募数を増やす為のおすすめサイト
応募数を増やす為にはどの求人サイトを利用するかも重要です。
トラックドライバー求人のおすすめサイトを紹介します。
ドラEVER
掲載費用が安く知名度が高いドライバー特化型の転職サイトと言えばドラEVERがおすすめです。
特徴は以下の通りです。
- ドライバー専門転職サイト
- 月間サイト閲覧回数:約97万回
- 月間費用:44,000円~
- 掲載企業のPR動画を掲載することが可能
- 掲載企業から求職者へのスカウトが可能
- ドラEVERに掲載すると他求人サイトのindeed、スタンバイ、求人ボックスにも連動して掲載される
問い合わせは↓
ドライバーキャリア
求人の初期費用を抑えたいのであれば完全成功報酬型のドライバーキャリアがおすすめです。
特徴は以下の通りです。
- ドライバー特化型の転職サイト
- 月間利用ユーザー数100万人以上
- 完全成功報酬型(初期・月額費用無料、募集求人数無制限)
- 採用したドライバーが辞めた場合返金制度有り
- 応募があると採用担当者にメールで自動通知
- 20~45歳のユーザーが全体の75%位
- 中型免許以上のユーザーが全体の7割位
- 上場企業、大手グループ会社も導入
問い合わせは↓
ホワイト企業認定
ホワイト企業認定とは、先に紹介した転職サイトとは形式が異なり、ホワイト企業である事をアピール出来るサイトです。
審査がありますが、ホワイト企業と認定されたら、求人でも「ホワイト企業認定されています」等と謳う事が出来るので、応募数が増える可能性があります。
- 業のホワイト化を総合的に評価する国内唯一の民間認定制度
- 大手有名企業も多数認定されている
- 「
ホワイト企業認定」のサイトにも掲載されるので、そこからの流入も見込める
※被リンクされます - 審査は無料
特に運送会社はあまり掲載されていないので差別化が期待出来るでしょう。
まとめ
では最後にポイントをまとめます。
すぐ辞める原因と対策
横乗り期間中に辞める
⇒指導者を仕事が覚えたての若い人にさせる
新人にきつい仕事をさせている
⇒最初は比較的楽な仕事をさせる
パワハラ、いじめがある
⇒社員同士がなるべく顔を合わせない環境にする
求人内容の注意点
- 横乗り期間は最長でも1ヵ月まで
- 横乗り期間中に社会保険が付くなら提示した方が良い
- 社員同士が仲が良いアピールはしない方が良い
- 社内イベントがある事を載せない方が良い
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本記事で指摘している事に当てはまる点があれば改善する事をおすすめします!