どの職種でも、その職種に起こり得る悲惨な末路というものがあります。
本記事ではトラック運転手(ドライバー)に起こりうる悲惨な末路と対策について現役トラックドライバーである私がまとめていきます。
上記の内容に当てはまる方は参考にして下さい。
トラックドライバーに起こり得る悲惨な末路と対策
トラックドライバーに起こり得る悲惨な末路は以下の事が考えられます。
個々についての解説と併せて対策も紹介します。
悲惨な末路:事故を起こす
トラックドライバーにはトラックを運転する以上、常に事故のリスクがつきまとっています。
トラックの重大な事故のニュースを見る度に決して他人ごとではないと感じるでしょう。
トラックドライバーの仕事をずっと続けていたいのなら事故だけは絶対に避けたいところです。
対策:事故を起こさない為に
事故を起こさない為には安全運転を心掛ける事ですが、安全運転を心掛ける為には以下の3つが重要です。
- 時間に追われる仕事は避ける
- ストレスを感じる仕事は避ける
- 体に負担がかかる仕事は避ける
もちろん事故は100%防げる訳ではありませんが、精神的にも肉体的にも楽な仕事であれば、心に余裕が出来てより安全運転をしやすくなります。
もし精神的にも肉体的にもキツい仕事であれば仕事内容を変えてもらうか転職する事をおすすめします。
また、長距離やフリー便の様によく知らない道を走る事が多い方の場合は使い勝手のよいカーナビを使用する事も重要です。
知らない道を走る時は、迷いが生じて運転がおろそかになりがちです。トラックの場合は高さや道幅まで気にしなければなりません。
トラック専用のカーナビ【トラックカーナビ】を使用すれば以下の特徴が有りかなり安心して走れます。
トラック専門だけあってトラックドライバーにとってはまさに痒い所に手が届くカーナビです。
【トラックカーナビ】
悲惨な末路:体を壊す
トラックドライバーの仕事をずっと続けたいと思っていても体を壊してしまえば続けられなくなってしまいます。
トラックドライバーで体を壊す例で多いのは以下の2つです。
対策:体を壊さない為に
体を壊さない為の対策として結論は、長距離ドライバーと手積み手降ろしの仕事(物量が多い、または重量物を取り扱う仕事)は避けた方がよいです。
特に手積み手降ろしの仕事は腰を痛めやすいので要注意です。
私の体験談ですが、スポットでカップラーメンの手積み手降ろしの仕事をした事がありますが、翌日から数週間腰が痛くなって、本当に大変な思いをした事がありました。もちろん、それ以降はカップラーメンの仕事を避ける様にしています。
自分に合わない仕事をしているとどこかのタイミングで「この仕事を長く続けるのは厳しそうだな」と感じる筈です。
合わないと思ったら体を壊す前に、仕事内容を変えてもらうか転職しましょう。
悲惨な末路:貯蓄無しで老後を迎える
トラックドライバーは決して給料が高い職種ではありません。また退職金が無い会社も少なくありません。
トラックドライバーの仕事をしていて生活がギリギリなら貯蓄無しの状態で老後を迎えてしまう可能性があります。
もらえる年金額が少なくなっていく以上、今のうちに対策しておかないと安心して老後を迎えられないでしょう。
対策:貯蓄を残して老後を迎えるには
老後を迎える前に貯蓄を残す対策として、すぐに行動できるのが以下の2つです。
トラックドライバーの仕事は会社と仕事内容によって給料も結構違ってくるのでより条件の良い会社に転職しましょう。
また今の会社に特別に不満が無い方の場合は副業を始めるのもアリです。
悲惨な末路:会社が倒産
年々と運送会社の倒産件数は増えています。おそらくこの流れはまだまだ続くでしょう。ではどの様な会社が倒産しているのかと言うと小規模の運送会社です。
倒産する原因として多いのは人手不足によるもので、誰かが突然辞めるとなかなかな人が入ってこなくてトラックの維持費がかさむ上に、売上が立たず倒産するというパターンが多いです。
対策:倒産しそうな会社を避ける
トラックドライバーの場合は仮に会社が倒産してしまったとしても転職先がすぐに見つかりますが、倒産してしまうと給料が未払いになる可能性もありますし、急に倒産となった時はバタバタする事もあるのでなるべくなら倒産する前に転職したいところです。
目安としてトラックの台数が10台以下で人の出入りが激しい様な会社は極めて危険なので避けた方が無難です。
今いる会社が条件に当てはまるなら転職し、これから入る会社がその条件に当てはまっていそうなら避けましょう。
悲惨な末路:一生独身
※結婚に興味がない方の場合は読み飛ばしてもらって大丈夫です
トラックドライバーは拘束時間が長く、周りが男性ばかりなのでかなり出会いが少ない職種です。実際に周りのトラックドライバーで独身の方も多いでしょう。
結婚は30代半ば辺りからハードルが上がり、40歳以上になるとかなり難しくなってきます。
時が経つのは早いので気が付いたら一生独身という事も十分にあり得る話です。
対策:マッチングアプリや婚活サイトで出会う
特に男性の場合は、自分から行動しなければ相手が見つかりません。
職場や納品先等で相手を探す事も可能と言えば可能ですが、失敗するとセクハラ扱いされて仕事をしづらくなる可能性があるのでマッチングアプリや婚活サイトを利用した方が無難です。
自分に合う仕事と会社を選ぶ事が最重要
トラックドライバーの自由さ、気軽さを知ってしまうと、もう他の仕事には移りたくないという方も多いでしょう。私もその中の内の一人です。
本記事ではトラックドライバーに起こり得る悲惨な末路の例を挙げましたが、そのほとんどが自分に合った仕事や会社を選ぶ事によって解決出来ます。
トラックドライバーは他の職種と比べると、あまり年齢を気にする事なく転職しやすい職種です。
なのでトラックドライバーとして適材適所の仕事や会社を探しましょう!
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