トラックのオートマが乗りにくいと感じる方へ!運転のコツを紹介!

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トラックにはまだまだMT(マニュアル)車が多いですが、近年になってAT(オートマ)車も増えてきています。特に大手運送会社ならAT車を積極的に導入している所もあります。

しかしながらドライバーの中にはトラックのAT車は乗りにくいと感じる方も多いでしょう。

大型トラック

本記事ではトラックのAT車が乗りにくいと感じている方に向けた内容です。

先に重要な事を言いますと、トラックのAT車を快適に運転する為には以下の様にMT車の感覚で運転する事です。

トラックのオートマ車を快適に運転する為には
  • 変速時はアクセルを抜く
  • D(ドライブ)モードで運転をする時はアクセルを踏み込み過ぎない
  • Dモードで不向きな場面ではM(マニュアル)モードで運転する

※運転方法の詳細は後述します

本記事を読んで頂ければ、トラックのAT車について基本的な知識や特性が分かる様になり、本記事で紹介している運転方法を行う事によって以前よりも運転しやすくなる筈です。

特にトラックのAT車を乗り始めて違和感を感じている方は参考にして下さい。

トラックドライバーの方で近々転職を考えている方は下の記事をお読み下さい。
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トラックのオートマはセミオートマ(AMT)が主流

そもそもトラックのAT車は一部のトラックを除き(軽トラ、2t以下のトラック等)、根本的に乗用車のAT車とは異なるセミオートマの分類で、AMT(オートメイテッド・マニュアル・トランスミッション)と呼ばれるトランスミッションを使用しています。

難しい話は割愛しますがAMTとは、簡単に言うとMTがベースの2ペダルで運転出来るトランスミッションです。

AMT車はMT車の運転において本来ならドライバーが行う下記の操作を機械が行ってくれます。

MT車特有の運転方法

発進時
⇒半クラッチ

変速時

  1. アクセルを抜いてクラッチを踏む
  2. ギアを変える
  3. クラッチを繋げる(半クラッチ、ブリッピング)

つまりAMT車はMT車の運転で面倒な部分を自動で行ってくれる訳です。ところがAMTはまだまだ開発途上で完成度が高いトランスミッションとは言えません。メーカーによっても性能に差があります。

トラックのAMT車は、MT車がベースなので快適に運転する為にはMT車を運転するイメージが重要になってきます。

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オートマのトラックが乗りにくいと感じる部分

実際に私は、いすゞ(ISUZU)のAMT車を運転した事がありますが、乗りにくいと感じる点を挙げます。

トラックドライバーが悩んでいる様子

AMTが乗りにくいと感じる点
  • ギアチェンジがスムーズにいかない事が多い
  • ギアを変えたくないタイミングで変わる事がある
  • 減速している時、速度に応じてギアが変わる

※D(ドライブ)モードで運転した場合です

個々について解説します。

あくまでもISUZUのAMT車を運転した時の話なので、他メーカーのAMT車とは使用感が異なる可能性があるのであらかじめご了承下さい。

ギアチェンジがスムーズにいかない事が多い

AMTを運転してまず思った事がギアチェンジがスムーズにいかない点です。

変速に時間がかかる事があったり、変速ショックが大きくギクシャクする事があります。

低速ギアである程、その傾向が強いので力強く加速したい時に上手く加速出来ない場合があります。

ギアを変えたくないタイミングで変わる事がある

AMTはギアチェンジが自動的に行われるので、自分がギアを変えたいタイミングと違ったタイミングで変わる事がよくあります。

例として
  • 強い加速が必要で引っ張りたい時でも勝手にギアが変わる
  • 登り坂の時に勝手にシフトダウンされる事がある(特に高速道路で多い)
  • 先が登り坂と分かっていてシフトアップしたくない時に勝手にされて、坂に入ってまたシフトダウンされる事がある

実際に走っていると「なんでそのタイミングでギアを変えるの?」と頭にくる事もあります。

減速している時、速度に応じてギアが変わる

AMTは走っている速度に対して最適なギアに変わる仕様になっているので、減速時も段階的にギアが変わっていきます。

例えば先にある信号が赤だった時にブレーキを緩やかに踏んだり、エンジンブレーキで減速している時は、段階的に2速まで減速し続けます。

しかもギアに対しての速度とエンジンの回転数を合わせる為にブリッピングが行われるので、ギアが変わる度に「ブォーン」とエンジンが唸りながら減速していきます。

MT車を運転する時は赤信号等で止まる為に減速する時は、わざわざ1速ずつギアを変える事は普通しないので違和感を感じるという方は多いでしょう。

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AMTのDモードで快適に運転するコツ

ここではAMTのDモードで少しでも快適に運転する為のコツを紹介します。

本記事の冒頭で「快適に運転する為にはMT車だと思って運転する事」と伝えましたが、MT車を運転するにあたって難しくなる様な事をなるべく避けるという事です。

ポイントは以下の2点です。

運転のコツ
  • アクセルを踏み込み過ぎない
  • 変速時はアクセルを抜く

個々について解説していきます。

アクセルを踏み込み過ぎない

MT車の場合は加速時の変速で、回転数を上げれば上げる程クラッチを繋ぐのが難しくなります。引っ張り過ぎると回転数が合わなくて変速ショックが大きくなる事も多いでしょう。

AMTでも同様で、特に低速ギアの変速が苦手です。

なのでなるべくアクセルを踏み込み過ぎない様にした方が変速がスムーズにいきます。

AMTのDモードでは力強い加速はあまり期待しない方が無難です。

変速時はアクセルを抜く

MT車の場合は基本的にはクラッチを踏む時はアクセルも抜きます。アクセルを抜かないとエンジンの回転数が上がり過ぎてギアを変えるのが難しくなるからです。

同じ理屈でAMT車を運転する時はギアが変わりそうなタイミングでアクセルを抜いた方が変速がスムーズにいきます。

実際にはAMTでも、乗用車のAT車を運転する様にアクセルを踏みっぱなしでもギアは変わりますが、変速装置が回転数を制御しながら変速が行われています。

なのでドライバーが事前にアクセルを抜いた方が変速装置にも無駄な負荷がかからなくなるので変速がスムーズにいきやすくなります。

乗りにくい所はマニュアルモードで運転する

しかしながら、実際の道路上では力強く加速しなければならない場面や、勝手にギアが変わってしまったら困る場面もあります。

AMTのDモードはまだまだ完成度が高いとは言えないので、乗りにくい所はMモードで運転する事をおすすめします。

Mモードでの運転のコツは、以下の2点です。

M(マニュアル)モードのコツ
  • 変速時はアクセルを抜く
  • ブレーキを踏んでどのギアに入れてよいのか迷った場合はDモードにして再度マニュアルモード

基本的にはクラッチ操作の無いMT車を運転する感覚で大丈夫です。

ただし注意点としてはAMTのMモードの場合はレバーを押したり引いたりする回数で入るギアが決まるので、迷う事が結構あります。

どのギアに入れてよいのか迷った場合はDモードに切り替えれば自動的に最適なギアに入る様になるので「迷ったらDモード⇒再度Mモード」という習慣を身に付ければ快適に運転出来る様になります。

快適に運転する為にはDモードとMモードを使い分けた方がよい

AMTのDモードは運転が楽になりますが変速が不安定で、Mモードは運転が少し忙しくなりますが変速が安定します。

なのでAMTを快適に運転するには状況に応じてDモードとMモードを使い分けて運転する事をおすすめします。

DモードとMモードの使い分け方として

Dモード

  • 平坦な一般道を走る時
  • 渋滞している時

Mモード

  • 力強い加速を必要とする時
  • 高速道路を走る時
  • 山道等の坂道が多い所を走る時
  • 雪道の下り坂を走る時 ※補足説明します

注意点として雪道の下り坂を走る時はMモードの高速ギアに入れてフットブレーキで減速して走る事をおすすめします。

理由としてはエンジンブレーキや補助ブレーキ(排気ブレーキ、リターダー)は駆動輪にしか利かない為、かえって危険だからです。

敢えて高速ギアに入れておいて全輪にブレーキが利くフットブレーキを使用した方が安全に走れます。

AMTの特性を知って運転しましょう!

筆者からのメッセージ

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

当ブログでは主にトラックドライバーに転職を考えている方にとって役立つ情報を週に1回のペースで発信しています。

新着記事をお読みになりたい方は「天職活動どっとわーく」で検索、または下のリンクをブックマーク(お気に入り登録)して定期的に当ブログにお越し下さい!

この記事を書いた人
とも

・現職:4tトラックドライバー
・コミュ症気味
・転職回数15回
・勤務先の会社が倒産した経験有り
・派遣切りされた経験有り
・個人事業主の経験有り

保有資格
・旧普通免許 中型:8tに限る
・フォークリフト運転技能講習修了証
・教員免許
・一級建築板金技能士
・損害保険登録鑑定人

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