本記事では、トラック運転手(ドライバー)の仕事を行う時に適した服装と、必要な被服類を現役トラックドライバーである私が紹介していきます。
もちろん仕事内容によっている物、いらない物がありますが本記事で紹介している物を揃えておけば、ある日突然行った事がない仕事を振られたとしても困る事はほぼありません。
トラックドライバーに必要な被服類を知りたい方は参考にして下さい。
また記事の最後には、トラックドライバーの面接を受ける時に適した服装も紹介するので、これから面接を受けるという方は参考にして下さい。
トラックドライバーに適した服装は作業着
トラックドライバーにとって最適の服装は作業着ですが、制服(作業着)を支給または貸し出している会社が多いです。
大手運送会社の場合は大体上下揃っている場合が多く、中小運送会社の場合は上着だけでズボンは自分で用意するという所もあります。
また制服がない運送会社あるいは個人事業主の場合は自分で作業着を用意する方もいるでしょう。
全ての人が対象となる様に以下の様に分けて、トラックドライバーに適した服装を紹介していきます。
- 上下の制服がある場合
→制服の下に着るインナーの紹介 - 制服が上着だけの場合
→ズボンの紹介 - 制服がない場合
→作業着(上下)
自分に該当する物を参考にして下さい。
制服(上着)の下に着るインナー
制服の下に着るインナーを選ぶポイントとしては、夏用は吸水性が良く、すぐ乾くTシャツが適しています。
制服を着た状態から見える場合もあるので、制服の色と相性の良い色を選びましょう。
【半袖Tシャツ】
また制服が夏服(半袖)だと寒く冬用だと暑い様な時季は、夏服の下に長袖Tシャツを着る事をおすすめします。日焼け対策にもなりますし、蚊にも刺されづらくなります。
【長袖Tシャツ】
ズボン
ズボンはポケットが多いタイプの方が良いです。理由としては、トラックドライバーの場合は、マイカーのキー、トラックのキー、スマホ等色々と持ち歩く事が多いからです。
【ズボン】
作業着(上下)
作業を選ぶポイントとしては、なるべくポケットが多い物がおすすめです。またトラックドライバーの仕事は結構汚れる事が多いので、汚れが目立たない様に、黒、紺、茶系の様な濃い色を選んだ方が良いです。
【作業着(上下)】
トラックドライバーに必要な被服類
ここではトラックドライバーに必要な被服類を紹介します。
行う仕事によって、いる場合といらない場合があります。ちなみに私の場合は色々な仕事を行っているので全部揃えてあります。
必要度が高い順だと以下の通りです。
- ゴム手袋
- 安全靴
- ヘルメット
- 帽子
- 上履き
- 反射ベスト
どの様な仕事で必要なのかも解説していきますので参考にして下さい。
ゴム手袋
ゴム手袋はトラックドライバーならどの仕事でも必要です。
色々なゴム手袋を試しましたが、ショーワグローブが一番ゴムの部分が丈夫で傷みづらいので買い替え頻度が少なくなります。
【ゴム手袋】
安全靴
安全靴もトラックドライバーにとっては必需品です。おそらくどの会社からも靴は安全靴を着用する様に指示されるでしょう。
仕事によっては頻繁に脱ぐ事もあるのでマジックテープ式やダイヤル式をおすすめします。
【マジックテープ式の安全靴】
【ダイヤル式の安全靴】
ヘルメット
ヘルメットは以下の場面で必要になります。
- 大手運送会社の傭車として仕事する場合
- フォークリフトを運転する場合
- 納品先によってはヘルメットが必須の場合もある
【ヘルメット】
帽子
帽子は、納品先が冷凍・冷蔵倉庫の場合は必要とされている場合が多いです。
ヘルメットでも可という場合もありますが、帽子の方が手軽なので冷凍・冷蔵倉庫に納品する事が多い仕事なら持っておいた方が無難です。
【帽子】
上履き
上履きは以下の場面で必要になります。
- 冷凍・冷蔵倉庫
- 新築の建物に荷物を搬入する場合
- 土足禁止の建物に荷物を搬入する場合
脱いだり履いたりしやすい作業靴で十分です。
【上履き】
反射ベスト
反射ベストが必要な納品先の場合は、貸し出してくれる所が多いですが、紙に記入したり返すのが面倒なので頻繁に使用する仕事なら自分で用意しておいた方が無難です。
飲料水を取り扱う様な所や、大手運送会社の場合は必要となるケースが多くなります。
【反射ベスト】
トラックドライバーの面接を受ける時の服装は?
最後になりますがトラックドライバーの面接を受ける時、どの様な服装で受ければ良いのか迷うという方も多いでしょう。
結論として清潔感があり、派手な格好でなければあまり気にする必要はありません。
もちろん一番無難なのはスーツですが、トラックドライバーの面接ではスーツを着てこない人もたくさんいるので、例えばスーツはしばらく買っていなくてサイズが合わない物しか無い方の場合は、無理にスーツを着る必要はありません。
上着のポイント
- Yシャツが無難で、色は白系、グレー系の単色
- ネクタイはしなくても大丈夫
ズボンのポイント
- スラックスが無ければチノパンでも大丈夫
- 色は黒系、紺系、グレー系が無難
靴のポイント
- 革靴が無ければ紐の運動靴でも大丈夫
- 色は黒系や茶系の単色の物が無難
実際には服装に対してはあまり気にしない運送会社も多いので、とにかく派手な格好でなければあまり問題はありません。
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